だから私は魔法の絨毯に乗りたいだけ

きまぐれメモリアル/日常エッセイ/それでも私は元気です

映画忘備録

アマゾンプライム会員になってもう3ヶ月ほど。

送料無料が魅力という一心で会員になったが、よくよく考えるとアマゾンミュージックにプライムビデオも使えるということで、映画を趣味にしようとおもったわたしがここ数日で睡眠時間を縫ってみた映画を、忘れないうちに書き溜めていこうとおもう。

 

まず、心に止めておきたいのが、プライムビデオは古いものが多い。新作・話題作はあまりない(まあ、月額数百円で受けられる恩恵のうちの一つであるから当然だが)。

あまり映画を見ないわたしには、昔の映画も新鮮なのだ。

 

以下、忘備録。

 

ヘルタースケルター

わたしの愛する沢尻エリカの主演作。とにかく、美しい。

沢尻エリカのもって生まれた美貌(役中では整形なのだが)はもちろん、インテリアや、窓一枚とっても美しい。

アダルトなシーンもあるが、決して興奮するしてり、照れたりするようなこともなく、ただ芸術を見ているような感じだった。

こんなものを作れる人とは?とおもって調べると、監督はどうやら写真家さん。納得。

沢尻エリカの熱演もすごい。

でも、女で生まれた以上、美しさの追求は当然だし、承認欲求もあるし、時間とともに失われるアイデンティティへの恐怖とか・・・、関係ない世界なようで誰もがもってる感性?感情?に共感できる映画でもあった。

 

さくらん

ヘルタースケルターが美しくて美しくて、同じ監督の作品を見てしまった。

こちらもとっても色彩が美しい。女優さんも綺麗だし、成宮くんも安藤政信もかっこいい。

夢を見させるための、いわば偽りの世界の中での本当の気持ち?愛?を追い求めるというか・・・

漫画は見たことないけど、思い切りがあって、それで安易ににげない、最後が安野モヨコっぽくてやっぱり人生の憧れだなあと思った。

息子が生まれたらせいじって名前にしたい。

 

嫌われ松子の一生

波乱万丈、なんだか人の運が悪い、きっともっと不幸になるんだってわかるけど、いろいろな経験ができて、素敵な友達がいて、愛に溢れる素直で美人な松子の人生は、わたしの人生を5でかけても足りないくらい、価値のあるものだと思った。

道ですれ違う普通のひとにも、一人一人にいろんな人生があるのかなあ、とか思った。

素直で可愛らしくて、共感できるからこそ見てるひと全員に応援させてしまうのかも。

最後に、みんなが松子のよく歌う歌をそれぞれ歌った瞬間、ああ、たしかに本当に松子は神様なんだなと思った。

つぎのじんせいはどうか幸せに。自由になりますように。